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​・自己紹介・

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〝Diego Martina〟

 常日頃、カタカナ表記で「ディエゴ」と署す。偶に、言葉遊びで「ディ絵語」と名乗ることもある。

 幼い頃から絵と言葉が大好きだった。「Diego」という己れの名に「絵」と「語」を連想させる「え」と「ご」の音が揃っていること、それは不思議な巡り合わせであり、単なる偶然と言うよりも、どこかで何かしらの「天命」までをも感じさせてくれる。

 名前だけ留まらず、「Martina」という苗字にも、そういった「宿命的な何か」が少なからず在る。日本語で「マルティーナ」として表記するのが常だが、「マルチな」と記すこともできる。そこから、氏名を合わせると「マルチなディ絵語」になる。これはまさに、ラテン語の格言「Nomen omen」が言う「名は予兆なり」のことだろう。

 名の通り、私は社会人になってから、言葉と絵の分野を主にして、他面的での活動をしている。「お仕事は何ですか?」と訊かれる度に、執筆家にして、イラストレーター、大学講師に通訳、翻訳家にデザイナー等々と、説明している間に、相手はますます混乱した表情を見せる。「一つ」を極めるがよし、と考えられがちな日本だが、私個人は、その正反対の思考を持ち、「他」を体得したい人なのである。

 そして、その‶マルチな活動〟の一部を、サイト内で紹介していきたいと思う。

 今後も常に、他面的な人間でありながら活動していきたい。

・プロフィール・

 1986年イタリア生まれ。東京都在住。
 文筆家、俳人、翻訳家、日本文学研究家、イラストレーター、デザイナー。
 ローマ大学東洋研究学部日本学科(日本文学専門)修士課程修了。東京外国語大学、東京大学大学院に留学。俳人 黒田杏子氏に師事。
 イタリア語⇔日本語⇔英語の翻訳、通訳。東京大学、相模女子大学において非常勤講師を務める。
 翻訳: 谷川俊太郎氏著『二十億光年の孤独』・『minimal』をはじめ、黒田杏子氏の俳句集や、夏目漱石の作品をイタリア語訳、刊行。
 著書: 処女詩集『元カノのキスの化け物』(アートダイジェスト、2018)、エッセイ『誤読のイタリア』(光文社新書、2021)。『元カノのキスの化け物』は読売新聞の書評で「2018年の3冊」の一つとして歌手・一青窈氏によって選出される。

​ 俳句は黒田杏子に師事。

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